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新蕎麦

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北海道は雨竜町は日本一早い 新蕎麦(秋新)の出荷地でして 茶屋にも届きましたよ 写真は? 食う方がさきだべ香り良し のど越し 美味かったですよ 役得といいましても お客様の特注でして  毎年早く食べられます まだプレミアム商品でして 一般に出回るのは10月でしょうね
# by inahotyaya | 2016-09-18 15:57

不思議な外人

不思議な外人は19歳でロシア人ウラジオストクから単身来日

話を聞くと ウラジオストクの日本の車屋さんに親父さんと車の下見に行ったところ 事務所内のカレンダーが彼の運命を変えたのだそうだ

カレンダには水着の姉ちゃんでは有りませぬぞ その写真は

盆栽でした かれはその盆栽に宇宙を見た言いましたよ

凡才には凄い閃き 凡人には何が何だか解りませんが

その時彼は16歳でした 少年は色々調べ 日本の文化と知り 日本語を勉強し19歳で来日して伊奈町にどんな繋がりか解りませんが

茶屋の近所に色々な盆栽の賞を取ってる盆栽師がおられましてここで世話になってるらしい、以前このお宅に用事がありましてお邪魔したと色んな国の方が見習いとして従事していました

彼が茶屋に来るのは月に2.3回の夜食なのですが

体は細いけど2食平らげます 鴨南蛮に親子丼とかこんな組み合わせで肉系で暖かいものお酒は飲みません というのはPM10;00から残業が有るなんて言ったました、昼は給食弁当らしく後は自炊なので偶には鱈腹食べたいのでしょうね 夜食に¥2500-は出費でしょうが茶屋も応援してますよ 肉やご飯の量やサラダを多めにしてあげてます彼がウラジオストクで一旗挙げて有名になって茶屋で食べた食事が美味しかったと言ったらツアーを組んで盆栽師やら茶屋のコースが組まれて大挙押し寄せて来たなんて有るわきゃ無いか?

彼は礼儀正しく ごちそうさま遅くまですみませんと深深と頭を下げて帰ります 日本の同年代の兄ちゃん達より確りしています

彼の行動をプーチンも見習えば良いのに


サボテンの花


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# by inahotyaya | 2016-08-11 08:04 | 蕎麦屋の話

27年目の大間違い

蕎麦屋の仕事の大間違い

温度計と湿度計を見ながら小麦粉400g

捏鉢に小麦粉400gそば粉を2kを合わせ篩にかけ入れて

水の量の微調整で練り上げますが

普通は繋ぎ2そば粉が8の二八蕎麦何て言いますが

茶屋の蕎麦は そと(外)2と言いまして

繋ぎ2そば粉が10なんですがここまでは普段道理のルーティンなんですが

何を間違えたか二日酔い、熱中症、プチアルツ、加齢症

まっ何でもいいや 間違いは間違いでも お客様はコレをきいたら喜んだはず

そば粉を400gそば粉を2k こりゃ 十割そば を作ってしまった かみさんは 父ちゃん何間違えたの今日の蕎麦は繋がりが良くないよ 短くなる分がいやに多いと突っ込

みが でも下がって来るセイロは綺麗に食べられてる

1時頃かみさんから 父ちゃん 蕎麦追っかけの声

追っかけとは追加で早く作れのこと

暑いなんては 言っちゃいらねべーまた粉参れ

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# by inahotyaya | 2016-08-07 16:35 | 蕎麦屋の話

変な呑兵衛

週末の7時を回った頃 変なオジサン3人組は現れる

注文は 天ざるセット (内容は海老と野菜の天婦羅に半人前のざるそば、にご飯半分の鮪丼)

とお酒を3本 お酒をちびりちびり 飲みながら話が始まる、

セットが出来上がり運ぶとお酒のお代わり 

飲むほどに酔うほどに音量はMax お酒のスピードもhigh

不思議な事にお蕎麦の注文で蕎麦は見向きもせず

天婦羅、鮪、お新香が酒のあてに

蕎麦の量も倍にまで増えている、べろべろに酔ったころ

蕎麦を引きちぎりながらあちこちに蕎麦を散らかし 汁に浸し鮪の居なくなった鮪丼のご飯の上に載せ七味をタップリと掛けてて食べている

或る時から我が方でこのチームにはこのオーダーの場合

蕎麦、ご飯は飲み終わってから 天婦羅と鮪は酒のあてに

と 変なオジサンたちは 怪訝そうな顔で。。。。

姉たんが 事情を説明すると 大きな声で ありがとうと声が聞こえた

続きはまたの機会に


# by inahotyaya | 2016-07-21 21:57

律義な親子

数年前の4月下旬 土曜日の1時を回った頃

制服姿の男子高校生が来店 

もう店の混雑も過ぎてテーブル席も空いていた

隅の席に座り 盛り蕎麦の注文 食べ終わり 蕎麦湯のお代わり

こちら側から見れば お小遣も少なく相当腹を空かせているのだろう

と推測できるのですが  それが 毎週の事となりました

食べ盛りの高校生 おいらが高校生の時は部活 命授業は3番目 2番目は弁当の時間 家からの弁当じゃ足りゃせん 学食のたぬきうどんや菓子パンで胃袋の空きを埋めていました 

ドラマで1杯のかけ蕎麦なんて話があったけ 

その真似事じゃないが 食べ盛りに高校背には大盛で お代はもち並盛で

夏、冬休みは見えませんでしたが3年間続いたような気がします

高校の卒業式が終わった頃 彼はお袋さんとご一緒で

席に座る前に厨房の方に向かって いつもこの子がお世話になりました

また大盛にして頂いて有難うございました、(大盛、知ってたのだ!)

この子が卒業と同時に母親の故郷の鹿児島へ引っ越すことが決まったましたので もう埼玉は遠い処でいつ見えるか 分かりませんので

せめてご挨拶までと 二人 天ざる蕎麦 を食べて帰りました


# by inahotyaya | 2016-07-19 16:05